2017年11月9日

ゆっくり歩く―ボディランゲージ

ボディランゲージ
カーミングシグナル
ストレスサイン

様々な言葉で表現されていますが
犬がこちらに伝えている「ことば」があります。

体をかく仕草
あくび
体をぶるぶるさせる
そっぽを向く
ゆっくり歩く
逃げる
突進する
吠える

不安な時に相手にそれを伝えようとすることば。
自分は相手にとって脅威ではないと伝えてうまくやっていこうとするためのことば。
不安な状況をなんとかやり過ごそうと自分を奮い立たせるためのことば。

犬が発信していることばを読み取ることは
苦手克服の際にとても大事なものである一方、
考えすぎるのは考えもの。

今日は、トレーナー馬場の失敗談をお伝えします。
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ある日、相棒犬がお散歩の途中でやたらゆっくり歩き始めました。
なにやら周りが気になっていつものように歩けない様子。

私は気になって周りを見渡します。
周りに特に苦手そうな犬もいなければ、人もいない。
サイレンが聞こえてくるわけでもないし
工事の音もしていません。

やったらゆっくり歩くのはストレスサイン。
たぶん、この読みは間違ってはいません。

でも、この時私は
何がストレスの理由だろう?
どうするのが一番いいんだろう?
とやたら「真剣!」に考えすぎていました。
ストレス要因をこのコがじぃっと見つめたら吠えるだろうな。
「吠えさせたらいかん!」
「吠えさせないふうにするには!」
と犬をじぃ…っと見つめて考えていました。

私からのプレッシャーを感じて
さらにゆっくり歩く犬。

今なら冷静に
「何も考えずにいれば、よかった」と思うのですが
その時の私は、最善策を考えに考えてと
悪循環に陥っていました。

それから数日
同じ場所に来ると犬が固まり
私が犬を凝視しながら頭を悩ませる日が続き
ようやく気が付きました。

あっ…。私が原因かと。
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そんなわけで、犬の不安要因に、飼い主自身がなっているという
とっても悪い例でした。

犬のボディランゲージを学ぶのと並行して
人が犬に伝えているボディランゲージにも、ちょっと目を向けてみませんか?
ほんの些細な姿勢の変化や目線の配り方なんかがきっかけで
犬の不安を取り除くことができる場面も、少なくないんですよ。

おまけの動画は本編とは趣旨が異なり、犬が人間としゃべってます(笑)
たまには、ボディランゲージなんて忘れて
こんなやり取りしてみたいものです。